優良な探偵に就職する方法はある?上手な就職先の探し方

探偵になる場合、自分で探偵事務所を開業するという方法もありますが、実際には探偵経験のない者が0から開業をしても生活をしていく事は難しいものです。

ですから、やはり最初は探偵事務所などへ就職をする事がオススメです。
ただし、探偵事務所の全てが健全な営業をしているわけではありません。
そのため、就職先は堅実・丁寧に探す必要があるのです。


就職先探しのポイント

探偵事務所を探す際には、次のポイントをチェックすることを忘れないようにしましょう。

○処分された過去はないか

残念ながら、毎年行政処分を受ける探偵事務所が出ています。

依頼者に高額な料金を請求したり、法律に触れるような調査をした探偵事務所は、行政処分の対象となります。

行政処分を受けた事がある探偵事務所へは、当然就職しない方が良いでしょう。 ただし、行政処分の公表期間は3年間です。

○調査員の人数

探偵の調査というのは、人数がいなければ成立しません。

1人でも調査が出来ない訳ではありませんが、成果を出そうと思えば最低2人以上は必要となります。 人数が少ない探偵事務所では、調査員の人員不足により、実践不足であっても1人でも調査に駆り出される可能性があります。

そういった探偵事務所は危険ですし、探偵としての成長も期待出来ないでしょう。
そのため、どのくらいの調査員数がいるかどうかチェックするべきです。

○機材などの自費購入などがあるかどうか

入社の際にお金を要求されたり、カメラなどの機材を自費購入させるように探偵事務所には気をつけたいものです。

真っ当な探偵事務所なら、入社の際にお金を支払わせる必要もありませんし、高額な機材を新入社員に自腹で買わせる事もありません。

こうした探偵事務所へ就職をすると、入社後も何かにつけてお金を支払わされる事になります。

○研修期間がある

探偵事務所へ就職をするなら、研修期間がある会社を選びましょう。

探偵学校などで学んできた人もいるかもしれまんせが、探偵会社にはそれぞれの調査の仕方というものがあります。

ですから、新入社員はいきなり調査にださず、研修からスタートしてくれる探偵事務所を選ぶべきです。

○給与体系が明確であるか

探偵事務所では、その給与体系がはっきりとしないところが少なくありません。
特に歩合制の場合は注意が必要です。

しかし、探偵事務所の給与で歩合制を取り入れていないケースは、ほぼありません。
固定給+歩合制となっているのが普通です。 そして、大切になるのがこの固定給の部分となります。 歩合制は、所詮約束をされていない給与だという事を忘れないようにしましょう。

探偵になるために就職先を探すのなら、上記のポイントは必ずチェックしておきたいものです。
探偵事務所の中には、依頼者だけではなく調査員に対しての待遇が非常に悪いところも少なくありません。

生活がしっかりと出来て、また探偵として成長の出来る就職先を探すようにしましょう。